中長期修繕計画の組み方 修繕周期

修繕周期

修繕は建物の生命を維持、存続させるために必要不可欠なものです。修繕を計画的に正しく行っているかどうかで、建物の寿命は10年単位で変わってきます。

修繕周期については竣工年月日を基準にして考えるとわかりやすいでしょう。目安としては下図の最上段のようになりますが、これも建物の状態(構造、竣工年、立地、仕上げ、欠陥等)や、それまでの補修の状態(履歴)に影響され、修繕の周期も必要な回数も大きく異なってきます。

特に第1回目の修繕に至るまでの作業は重要で、直接建物の寿命やその後の修繕内容に影響を与えます。また、修繕周期を決定する上で建替え時期の設定も欠くことはできません。建替え時期をいつぐらいに設定するかで修繕の周期や回数、作業内容が異なってきます。

正しい修繕時期を把握するためには、専門の確かな業者に見てもらうのが最も確実です。日防技研でも、もちろん修繕時期を見極め、修繕のお手伝いをさせていただいております。

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