中長期修繕計画の組み方 修繕金額

修繕金額

修繕金額を考える上で最も重要なことは、建替え時期を仮定し、竣工から建替え時期までのスケジュールを全体観を持って捉えることでしょう。

よく見かけられるケースで、目先の安価な見積りに気を取られ、その修繕内容にまで目が届かないといったことがあります。
建物の寿命を延ばすことや、建替え時期までの修繕金額の総額を低く抑えるこを考えれば、それは最も危険な行為と言えます。必ず、次回、次々回の修繕内容に何倍かの負担になって跳ね返ってくるとともに、建物をいたずらに傷め、建替え時期や建具等の取替え時期を早める結果を導くことになるからです。

長期的な視野に立ち、建物の寿命を最大限に延ばし、修繕費の負担を軽くするには、確実な周期で確かな修繕を行うことが不可欠です。

以下の図は「コンサル」「実勢」「当社」の修繕金額の概算を比較した表とグラフです。当社の数値は当初は高く見えるかもしれませんが、建物の正確な状況判断と確かな技術で、トータル的にお客様のご負担を最も軽減できる方法をご提案しています。

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